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大豆圧砕マージン

大豆油と大豆ミールの価格の合計から、原料となる大豆価格を引いたものです。単純に圧砕マージンがマイナスであれば、大豆から大豆油と大豆ミールを作ると赤字が出る計算になるため、マージンが高い時には大豆ミール及び大豆油豆の生産が活性化=大豆の消費量が拡大→大豆の価格上昇が見込まれます。

大豆油価格が左右される要因
大豆油は主に食用油として使用されています。その他食用油として使用される植物性の油は、菜種油、パーム油、などが挙げられますが、そのうちの大豆油以外の1種類もしくは数種類の生産量が上昇した場合、世界的な食用供給量拡大が見込まれるうえ、供給量が拡大した食用油の価格が下落する可能性が高まることから、大豆油価格を圧迫する要因とされています。
大豆ミール価格が左右される要因
大豆ミールは主に飼料用として使用されています。そのため、米国内外の家畜飼育数などの減少、そして景気減退による肉類消費量減退など、そして他国での生産量拡大がなどが大豆ミール価格を圧迫する要因になります。
なお、この数年は、口蹄病や狂牛病懸念で、動物性飼料が禁止されるなか、飼料用としての大豆ミール需要が増加してます。


配信例 〜NSNET(会員情報サービス)より抜粋〜